こんにちは。
初夏に向けて暖かくなってきました4月下旬、お米の三輪でも新米に向けて稼働し始めました。
4月24日と30日、発芽率をよくするため種子消毒をしました。
お米の三輪では年2回水稲の種まきを行います。
世間一般はゴールデンウィークで家族旅行!!な~んていう時期が農家にとって最も忙しい時期です。
今回は第1回目の水稲種まきの様子をお伝えします。
種まき前日4月28日、種をまく前に種のための下布団作りを行います。
種まき前日の下ごしらえです。
苗箱は三輪父と三輪母の二人による手作りによるものです。
木で作ることにより水分の吸水性もよくなります。
一般的にはプラスチック製が主流です。
4月29日、種まき。
お米の三輪では、ほぼ手動化にて行っておりますので、種まきの際は必ず3人必要なんです。
もちろん、自動化も可能です。
一人は、下布団をとる人。
一人は、ハンドルを回して種を苗箱へ落とす人。
一人は、種まき後の苗箱をとる人。
種まき後、上布団にあたる焼土をかけていきます。
たくさんの水を“かん水“(施し)します。
その後、ブルーシートをかけて保温します。
写真は種まき後、5日ほどたったものです。
種まき後に一度移動しました。
今以上に保温し、加湿します。
言うならばサウナ状態です。
人間にとってはあまり居心地はよくないかもしれません。
そして、ずいぶん大きくなりました。
広い場所に移動し、光合成を行います。
約1日後、寒冷紗と呼ばれる黒い布を外します。
これは日焼け止めクリームのようなものです。
作物は苗半作といいますが、ここまでがとても神経を使います。
2回目の種まきは、1回目の5日後、それぞれ同じ作業を再び繰り返します。