こんにちは。
お米の三輪です。
台風もすぎ、天気の良い日が続いていますが、皆さんはいかがおすごしですか?
稲刈りが始まっている農家にとって、とてもありがたい天気です。
今日も午前中より稲刈りをして、収穫をしてきました。
お米は収穫したらすぐに食べられるわけではないのです。
『米』という漢字から分かるように、八十八の作業があるのです。
その内の一部を紹介します。
収穫からの作業工程
乾燥
収穫したら、お米を乾燥機に張り込みます。
お米の水分を14%まで乾燥させます。
一般的には冷蔵庫保管なので15%なんですが、当社は常温保存のため余分に1%下げています。
そのおかげで翌夏でも虫が湧くのが少なくて済みます。
もみすり
乾燥したら『もみすり』です。
乾燥したもみです。
もみすり機に投入します。
もみがらと玄米に分けます。
玄米はさらに米選機にかけて、良質玄米と小米(悪質玄米)に振り分けます。
保管
玄米はこちらの缶にて保管します。
ちなみにこちらの缶、ひと缶で10俵のお米を保管できます。
今ではなかなか見られない光景です。
一方、もみ殻は・・・
堆肥置き場へ持っていき、堆肥と混ぜて肥料となり田や畑に施し、ホウレンソウ、インゲンマメの元肥、来年のお米の元肥になります。
お米を作るのにも手間暇かかります。
今夜の晩御飯、味わって食べてみてはいかかでしょうか?